にしむら皮フ科クリニック院長と看護師長が不定期でお送りします。

アーカイブ 『 デュピクセント 』

 2025.10.22(水)

アトピー性皮膚炎重症化ゼロシリーズ 秋講演第3弾終了

本日も、アトピー性皮膚炎重症化ゼロシリーズ

秋の講演第3弾が終了しました

奈良県の医療従事者へのWEB講演を行いました。

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飯田医院 飯田皮フ科院長の

飯田孝志先生には、座長としてご尽力いただき、

誠にありがとうございました。

今回は、

どういった患者さんがデュピルマブに適するか?

という内容でお話ししました。

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a)~d)が加わることで、

デュピルマブが適する患者さんになります。

例えば、デュピルマブは、

IL-4をブロックすることで、IL-31を抑制します。

よって、痒疹タイプ(b)は、

トラロキヌマブやレブリキズマブより

デュピルマブが適します。

といった具合です。

講演は、大変ですが

講演のたびに膨大な資料を勉強するので、

私自身も大変勉強になります

そして、

来週も、再来週も講演がまだまだ続きます

がんばります

(院長)

〠918-8105 福井県福井市木田3丁目2605  にしむら皮フ科クリニックのホームページ

  2025/10/22   西村 陽一

 2025.10.15(水)

アトピー性皮膚炎重症化ゼロシリーズ 秋講演第3弾

アトピー性皮膚炎重症化ゼロシリーズ

秋のWEB講演第2弾が本日終了しました

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長井皮膚科医院院長の

長井正樹先生には、座長としてご尽力いただき、

誠にありがとうございました。

来週水曜日(10/22)は、

同シリーズ第3弾を行います。

次回は、スライド内容を大幅に変えて、

どういう症例にデュピクセントが適するか?

という内容でお話しします。

アトピーバイオの使い分けの質問が多いので

このような趣向にしました

奈良県の先生方への講演ですが、

興味がある方は、

他県の方でも参加できると思います。

質問をどしどししてもらうと

会が盛り上がりますので、

お気軽にご参加ください

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(院長)

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  2025/10/15   西村 陽一

 2025.10.08(水)

アトピー性皮膚炎重症化ゼロシリーズ 秋講演第2弾

アトピー性皮膚炎重症化ゼロシリーズ

秋のWEB講演第1弾が本日終了しました

主に西日本地域の皮膚科・小児科の先生方、

メディカルスタッフの方々に向けた完全WEB配信です。

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たばた皮膚科クリニック院長の

田端康一先生には、座長としてご尽力いただき、

誠にありがとうございました。

最近の質問は、4つのアトピーバイオ

(デュピクセント、イブグリース、アドトラーザ、ミチーガ)

の違いや使い分けなどが多いですね。

どう使い分けるか、

それは秘密です

講演で質問してください

そして早速、来週第2弾です

演題は同じですが、内容は少し変えています。

【案内状】20251015Jp.jpg

これから年末まで

ほぼ毎週講演です

(院長)

〠918-8105 福井県福井市木田3丁目2605  にしむら皮フ科クリニックのホームページ

  2025/10/08   西村 陽一

 2025.03.09(日)

アトピー性皮膚炎の計画的治療

本日は、アトピー性皮膚炎(以下アトピー)

計画的治療についてです。

まず、初診の患者さんが来られたら、

血液検査(IgE, TARCなど)、臨床所見(EASIなど

などで重症度を数値化します。

この数値を正常にするのが目標⬜︎です。

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上写真の患者さんは最重症です

彼の皮膚の中では、下図のように炎症細胞が浸潤して

各種サイトカインを放出し、

炎が激しく燃え盛っているような状態です。

数値化は、この炎の勢いを目に見える形にしたものと言えます。

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この重症度の数値に従って

外用レベル、外用量を決定して

治療目標に向かって治療をスタートします

炎症細胞を皮膚から追い出し、炎症の炎が鎮火されるまで

毎日、ほぼ全身に外用をします。

なぜ全身に塗るかというと、

アトピーの皮膚は、一見正常に見えても

必ず炎症細胞が浸潤しているからです(下図)。

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ここを残しておくと

アトピーはすぐ再発して良くなりません

最初の1〜2週間で皮疹を

ほぼ寛解(皮疹ゼロ)にできるかどうかが、

この治療の成否のカギです。

ですので、最初の1〜2週間は毎日塗ります。

その後は、臨床症状(EASIなど)血液検査(TARCなど)

の改善に従って、計画的に

外用頻度やレベルを落としていきます。

2〜3週間に1度の外用頻度で、皮疹ゼロまで行ければ

小児であれば治療終了です

大人はまだ続きますが・・

ところで、この患者さんは、

すごく良くなりましたが、

結局皮疹ゼロにはできませんでした(下写真)

ブログ2.png

このように、重症の患者さんでは、

治療を完璧に行なっても、

寛解(皮疹ゼロ)にできない方が、

小児で1割、大人で3割ほどおられます。

よって当患者さんは、完全寛解へ導くために、

生物学的製剤 デュピクセントを開始しました(下写真)

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これにより、皮疹ゼロ

血液データも大幅に改善しました

さらに、各種スコアおよび血液データが

正常になる状態まで行います。

これを深い寛解状態といいます。

そこまで達成されれば、

大人でもそう簡単には再発しません

デュピクセントのすごいところは、

使用した方の9割以上が

この深い寛解状態を得られるところです。

どうです?

アトピー治療って計画的&定量的でしょう

適当に痒いところに、適当な頻度で、

適当な量を塗っていませんか?

アトピーが改善しない方は、

計画的に治療しましょう。

(院長)

*上記の治療は、定期的な通院が必須です。よって、小児はほぼ全員計画的に行っていますが、大人は全員に行なっているわけではありません。

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  2025/03/09   西村 陽一