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2025.06.19(木)
昨日は、クリニックで防災訓練を行いました
院内の勉強会の一環として、また福井市のJアラート伝達試験の日でもあったので
防災訓練として、地震時に最低限の身を守る訓練をしたかったのです
(主な目的)
①どこでもたくましくご飯を炊いて食べる!
②トイレだって仮設トイレが無ければ作っちゃおう
③知らない人と打ち解けて孤立しない為のゲーム
④簡単におやつを作ろう
⑤ダンボールで椅子とベッドを作っちゃおう
こんなメニューでやってみました
発案は師長
司会進行はガールスカウトのリーダーでもある寺沢リーダー
やって行くうちに自分では思い付かないようなアイデアや
チームワークを見ることができました!
暑くて結局ほとんど家の中でのイベントになりましたが、
充実していて、すごく楽しかったです
熱中症なども無く学べて良かったです
飯盒炊爨(下写真)
飯盒といえばカレーライス!
雑穀米+豆カレー、うまそう
段ボール箱で椅子やベッド、簡易トイレまでも作る
ベッドは大人が寝ても大丈夫
Sweet Kitchenを主催されている高野さんに、
災害時でもすぐできるお菓子作りを習う。
職員同士の親睦が深まり良いイベントでしたね
でも暑かったなぁ〜
(師長)
〠918-8105 福井県福井市木田3丁目2605 にしむら皮フ科クリニックのホームページ
2025.06.17(火)
昨日から
新しいニキビ治療薬
べピオウォッシュゲル
が発売になりました。
普通に使うと、
べピオローションと副作用は同じくらいで、
効果はイマイチです
ただし使い方次第では、
これは凄い薬剤になりますよ
しかし、ガイドブックがいけません
私が提供した写真も含めてかなりの部分が
べピオローションガイドブック(下図)から
勝手に借用しています
確かに、このガイドブックは当院の力作ですから
よくできています。
しかし、
これはべピオローションとは違った
新しい薬剤ですから、
もっとオリジナリティを持って作って欲しかったなぁ。
そのオリジナリティが
べピオウォッシュゲル『モーニングケア』です。
どういう患者さんを対象にして、
他のべピオとどう使い分けるのか
そしてどのように使うのか、
楽しみにしてください
(院長)
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2025.06.11(水)
先週末は、金沢で
北陸ざ瘡・酒さ研究会が開催され、
私は、講演1の座長をさせていただきました。
講演1のポイントは、
ざ瘡(ニキビ)、酒さ、酒さ様皮膚炎の鑑別です。
そんなに難しくないはずなんですが、
かなりの皮膚科医が混乱しています。
酒さ、酒さ様皮膚炎、毛包炎に
べピオなどの過酸化ベンゾイルを使えば、
一気に副作用が出て悪化します
ですので、これらの鑑別は重要です。
酒さで講演を依頼されることは無いんですが、
私流の簡単な鑑別方法があります
講演2で私が注目したのは、
アクネ菌 clade Cですね。
なんと過酸化ベンゾイルに
耐性がある菌だそうです。
べピオやデュアックなどの
過酸化ベンゾイルを
適当に治療している人、
要するに治療を何度も中断する方が
ニキビが難治化するのはそのためでしょうか?
注目です。
講演3は、かなり気合の入った
ざ瘡治療のお話でした。
当院同様に美肌を追求した
ざ瘡治療をされているようでした。
べピオウォッシュゲルの話題もありましたね。
その場では、まだ公開しませんでしたが、
べピオウォッシュゲル『モーニングケア』は、
かなり凄いよ
9月にデータをまとめて公開する予定です
結構参加者も多く、活発な質疑応答が行われました。
大変勉強になる研究会でしたね
(院長)
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2025.06.03(火)
今回の総会でも発表されましたが、
今月16日にニキビ治療薬
べピオウォッシュゲルが発売されます
べピオゲル、べピオローションに次いで
三番目のべピオ製剤です。
①べピオゲルは、デュアックからの
美肌の追求に、
②べピオローションは、べピオライトから
ガチな重症のニキビ治療まで
汎用性の高い使用に、
そして、
③べピオウォッシュゲルは、
新しい使用法『モーニングケア』です
いずれ講演などで公開します
これ、発想が凄いよ〜
効果的な使い方楽しみにしてね
(院長&師長)
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2025.06.02(月)
横浜みなとみらいで開催された
第124回日本皮膚科学会総会に参加してきました。
私は、土曜日(WEB上では金曜日)から参加し、
朝から夕方までみっちり勉強してきました。
つくづく思うのですが、
WEBと現地参加では、
後者が圧倒的に勉強になります。
面倒でも現地に足を運ぶべきですね
学会講演は撮影禁止なので、
企業展示会場の写真を少しお見せしましょう。
学会の合間に、最新の薬や治療機器の
展示を見に行くのは楽しいですね
JMECのブースはシブいですね。
最新型のエキシマレーザーXTRACmomentumが
展示されていました。
効果が凄いみたい
導入検討中です。
レオファーマのブースですね。
巨大ドボベットフォームの前で記念撮影。
この会社は、乾癬ではドボベットフォーム、
アトピーではアドトラーザがあります。
アドトラーザは期待のアトピーバイオです。
次は、イーライリリーのブースです。
円形脱毛症やアトピーの治療薬、
オリミエントでお世話になっています。
期待のアトピーバイオのイブグリースは、
今後当院でも積極的に導入する予定です
下写真は、サノフィのブースです。
デュピクセントは、
肌質を強調したブースでしたね。
この薬は、アトピーが良くなるだけでなく、
肌質が良くなりますからね
ブースは回りきれないくらい
無数にあったので、
これくらいで終わりましょう。
学会講演の内容は、
次のブログでお話しします
(みなとみらいの夜景)
(院長)
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2025.05.30(金)
以前より
ホームページ等でお知らせしている通り、
参加するため明日は休診です。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
学会参加の内容は、
追ってこのブログで紹介します。
(院長)
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2025.05.26(月)
長年放ったらかしにしていた
ホームページを改良中です
特にoutdatedが激しかった
ざ瘡治療、アトピー性皮膚炎、
円形脱毛症を
刷新しました
よろしかったらご覧ください。
当院でしかできない治療が満載です
今週は、職員の写真撮影をして、
来週には変更する予定です。
私の写真なんて開業時のものですから
少しずつアップデイトしていきます。
乞うご期待
(院長)
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2025.05.22(木)
この前の水曜日は、
皮膚科医と小児科医向けに
アトピー性皮膚炎治療(以下アトピー)の
WEB講演を行いました
主に生物学的製剤デュピクセントのお話をしました。
アトピー性皮膚炎の患者さんは、
にきびや円形脱毛症をよく合併します。
さらに、
重症の喘息や鼻炎も
合併していることがあります。
アトピーだけでなく、
それら全てが、デュピクセントで
よくなります
凄い薬なんですが、
計画的な外用療法もせずに、
適当に投与すると、
デュピクセント終了後に
アトピーはすぐに再発してしまいます
デュピクセントは、あくまでも
プロアクティブ療法(計画的外用療法)
を完成させるための補助薬と考えています。
現在当院では、
この治療方法で、
デュピクセント終了後も
3年以上寛解維持している
(再発していない)方が7人もいます。
高額な治療ですので、
チャンスを活かして
アトピー性皮膚炎を徹底的に
治してしまいましょう
*当院では、ある目標をクリアすれば、デュピクセントをいつかは止めるという考えで治療を行っていますが、副作用が非常に少ない薬剤ですので、最近では基本的に継続すること(止めないこと)を治療方針とする考えもあります。これについては別の機会でお話します。
(院長)
*なかむら皮膚科の中村院長には、和歌山からわざわざ来福していただいて座長の労をお取りいただき誠にありがとうございました。
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2025.05.10(土)
本日は、先日行った
福井県内科医会講演会の内容の第3弾
アトピー性皮膚炎治療その2です。
子供の重症アトピーの数%、
大人の重症例の2〜3割程度は、
プロアクティブ療法(計画的外用療法)でも
寛解(皮疹ゼロ)に導けません
そういった方を対象にした新しい治療法、
新プロアクティブ療法を紹介しました
下図は、新プロアクティブ療法の
複雑な治療過程を簡単に示した模式図です。
しかし、簡単といっても、
皮膚科医でもなければ
何のことが分かりませんよね
要するに、
生物学的製剤デュピクセント(デュピルマブ)
を使用してプロアクティブ療法(計画的外用療法)
を完成させる治療法です(上図)。
この治療で最も大切なのは、
計画的外用療法です。
デュピクセントはあくまでも、
補助治療薬です。
ある基準に達成すれば
デュピクセントを終了する必要があります。
そこからはプロアクティブ療法のみで
長期寛解を維持していきます。
当院では、デュピクセント終了後多くの方が、
何年も再燃(再発)していません。
高額な治療ですから、
ワンチャンスを活かして
長期寛解を目指してもらいたいと思います
西日本の医療関係者向けに、デュピクセントによるアトピー性皮膚炎治療の
WEBセミナーを開催します。詳しくはサノフィ/リジェネロンの担当者にお問い合わせください。
(院長)
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2025.05.09(金)
毎日、顔の皮膚トラブルで
大勢の患者さんが受診されます。
ここで問題となるのが、
メイク(日焼け止め、乳液なども含む)落とし
の洗顔です。
これを拒否される方が割とおられます
顔の病気の診断には、
皮疹の分布と個々の所見などを合わせた
総合的な判断が必要です(下図)。
ですから、顔全体を見ないと
診断を大きく誤ります
これらの図の疾患は、
それぞれ治療法が異なります。
そして、
顔の皮膚トラブルは他にも沢山あります
ですから、
例え目の周りが痒いだけとか、
頬が赤いだけとかだけでも
顔全体のメイク落としが必要です。
一部の皮疹を見ただけでは、
誤診をする可能性が高くなるからです
顔の診察で、メイク落としを
頑なに拒否される方がいますが、
そういった場合は、
診察をお断りすることもあります。
(院長)
〠918-8105 福井県福井市木田3丁目2605 にしむら皮フ科クリニックのホームページ