先週末は、金沢で
北陸ざ瘡・酒さ研究会が開催され、
私は、講演1の座長をさせていただきました。
講演1のポイントは、
ざ瘡(ニキビ)、酒さ、酒さ様皮膚炎の鑑別です。
そんなに難しくないはずなんですが、
かなりの皮膚科医が混乱しています。
酒さ、酒さ様皮膚炎、毛包炎に
べピオなどの過酸化ベンゾイルを使えば、
一気に副作用が出て悪化します
ですので、これらの鑑別は重要です。
酒さで講演を依頼されることは無いんですが、
私流の簡単な鑑別方法があります
講演2で私が注目したのは、
アクネ菌 clade Cですね。
なんと過酸化ベンゾイルに
耐性がある菌だそうです。
べピオやデュアックなどの
過酸化ベンゾイルを
適当に治療している人、
要するに治療を何度も中断する方が
ニキビが難治化するのはそのためでしょうか?
注目です。
講演3は、かなり気合の入った
ざ瘡治療のお話でした。
当院同様に美肌を追求した
ざ瘡治療をされているようでした。
べピオウォッシュゲルの話題もありましたね。
その場では、まだ公開しませんでしたが、
べピオウォッシュゲル『モーニングケア』は、
かなり凄いよ
9月にデータをまとめて公開する予定です
結構参加者も多く、活発な質疑応答が行われました。
大変勉強になる研究会でしたね
(院長)