カテゴリ「アトピー性皮膚炎」の85件の記事 Feed

2024年6月 9日 (日)

第123回日本皮膚科学会総会

一昨日より日本皮膚学会総会出席のため
 
国立京都国際会館に来ています。
 
ここで、朝から晩まで勉強ですhappy02
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今年の総会の第1の目的は、
 
アトピー性皮膚炎治療の最新情報を手に入れることですgood
 
今のところ、デュピクセント(デュピルマブ)が、
 
完全寛解(深い寛解と言う方もいます)を目指す上で、
 
最高の治療薬のように思いますhappy02
 
当院は、すでに260人以上の患者さんに導入し、
 
患者さんごとの出口戦略を考えている段階です。
 
今のところの私の出口(デュピクセント終了)の基準は、
 
①EASIや各種スコアがほぼゼロ、要するに皮疹なし、
 
②TARC500pg/mL以下(できれば200程度)、
 
③IgE500IU/mL以下、
 
④外用頻度は2週間に1回以下
 
要するに、寛解状態(①②)+④で、
 
③は、これくらいになれば再燃が少ないのが実感です。
 
TARCを長期に抑えるとIgEが下がってきます。
 
デュピクセントのIL-4のブロックは、
 
このTARC、IgEの低下を導くようです。
 
デュピクセントの長期に安定した効果や、
 
中止後の長期の寛解状態はこのためでしょうか?
 
今後、イブグリース(IL-13のみブロック)の
 
IgEとTARCの値や、
 
長期寛解維持などが注目です。
 
こんなに安全で、効果があり、
 
長期に寛解できる薬が出てくるとは凄い時代です。
 
もうアトピーは治る時代だ!
 
と言っても過言ではありませんhappy02
 
(院長)
 

2024年5月31日 (金)

アトピー性皮膚炎治療研究会 in 金沢

一昨日は、金沢市で開催された
 
アトピー性皮膚炎治療研究会で講演をしました。
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私は、プロアクティブ療法
 
生物学的製剤を併用した新プロアクティブ療法
 
そして、新プロアクティブ療法光線療法を併用した
 
short cycle of nUVB phototherapyなどを解説しました。
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師長は、アトピー性皮膚炎治療における
 
看護サイドの役割を解説しました。
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小児なら9割以上、
 
成人なら7割以上がプロアクティブ療法単独
 
寛解状態に持ち込めます。
 
これらの方々は、計画的に外用を継続するため、
 
副作用は皆無です。
 
この点を理解できない方が多いんですよね。
 
プロアクティブ療法を、
 
単純な外用剤の漸減と考えていたら大間違いです。
 
実は、物凄く緻密な計画で行っているんですよwink
 
この点は企業秘密secretなので、
 
講演でも詳しくは述べませんけどねsmile
 
今週末も、京都で講演です。
 
疲れていますが、気合を入れて頑張りますgood
 
(院長) 
 

2024年5月27日 (月)

講演ラッシュでヘトヘト

毎週末講演があり、その準備でヘトヘトcatfaceで、
 
ブログの更新を1ヶ月も怠ってしまいましたcoldsweats01
 
先々週末は、九州アトピー性皮膚炎治療のWEB講演があり、
 
昨日も京都ブライトンホテルで、
 
アトピー性皮膚炎生物学的製剤治療の講演を行いました。
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参加者は、生物学的製剤導入に関心の高い医療機関の方々で
 
活発な議論ができましたhappy02
 
師長の講演は、必ず最後にノラくんcatの写真が出ますsmile
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明後日も、金沢でアトピー性皮膚炎治療の講演を行います。
 
さらに今週末は、乾癬治療の講演を再び京都で行います。
 
そして、再来週は日本皮膚科学会総会出席で三度京都に・・coldsweats01
  
その後も毎週講演が続きますshock
Photo
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(院長)

2024年4月14日 (日)

小児アトピー性皮膚炎治療のWEBセミナー

先日の水曜日(4/10)は、
 
小児アトピー性皮膚炎(以下アトピー)治療
 
WEBライブセミナー(専門医向け)を行いました。
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北陸を中心とした地方講演で、
 
20〜30人くらいの小規模なセミナーの予定でしたが、
 
聴講希望者が多く、
 
100人以上になっていたようですhappy02
 
小児アトピーの9割以上は、
 
プロアクティブ療法で寛解にできますgood
 
外用の強さ、1日の外用量、外用頻度などを決め、
 
皮疹を見ても、触ってもゼロの状態を維持しながら
 
治療を計画的に漸減していく方法です(下図)。
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特に乳児期は、皮疹をゼロにする必要があります。
 
適当に治療してはいけません!
 
なぜなら、アトピーの皮疹を残せば、
 
そこから食べ物の成分やホコリ(アレルゲン)が
 
入り込み(経皮感作)、
 
後に食物アレルギーなど
 
起こしてくるからです(下図)shock
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そしてさらに、喘息やアレルギー性鼻炎などの
 
アレルギー疾患を次々に起こしていく可能性が高くなりますshock
 
これをアレルギーマーチと言います。
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アレルギーマーチを食止めるためにも、
 
皮膚からアレルゲンが入ってこないように、
 
乳児期早期から
 
できるだけ皮疹はゼロにする必要があるのです。
 
しかし、
 
プロアクティブ療法でもコントロールできない
 
重症の小児アトピーは数%ですが存在します。
 
これらの子供たちに対して、
 
昨年9月から生物学的製剤
 
デュピルマブが使えるようになりました。
 
有効性と安全性という点で、
 
これに勝る治療薬はないでしょうhappy02
 
講演では、デュピルマブ導入のポイントと、
 
さらに導入初期に
 
短期光線療法(short cycle of phototherapy)
 
併用する利点なども解説しました。
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(院長)
 

2024年4月 7日 (日)

イブグリース全国講演会

本日は、アトピー性皮膚炎(以下アトピー)の新薬
 
イブグリース全国講演会に招待されました。
 
全国から650人の医師が出席しました。
 
下写真は、講演40分前のものですが、
 
凄い座席の数ですね(講演中は撮影禁止)coldsweats02 
 
この薬剤に対するイーライ・リリーの意気込みを感じますwink
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2018年のデュピクセント登場以来、
 
毎年新薬が続々と発売されています。
 
しかし、デュピクセントに勝る生物学的製剤は
 
今のところ出ていません。
 
イブグリースはどうなのか?
 
大変興味深かったです。
 
講演を聞くと、予想以上に良い印象でした。
 
短期的には、いろいろな点で、
 
デュピクセントに勝るところもあるようですhappy02
 
問題は、長期的な効果と思われました。
 
講演で示されたデータは、
 
レスポンダーの長期成績なので、
 
デュピクセントのCHRONOS試験など
 
と単純比較できなかったからです。
 
私は、IL-4が長期寛解に
 
ある程度関わっているのではと思っています。
 
これは、今後明らかになっていくでしょう。
 
とにかく、デュピクセントに匹敵する新薬が
 
いよいよ出てきましたねwink
 
アトピー治療が、また一歩前進したように感じましたhappy02
 
講演後の懇親会で、日本イーライ・リリーの社長さんが
 
わざわざ挨拶に来られました。
 
そこで私は、
 
この新薬に対して大いに期待している旨を伝えました。
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(院長)
 

2024年3月31日 (日)

小児アトピー性皮膚炎のデュピルマブ療法

アトピー性皮膚炎治療薬は、
 
下図のように続々と新薬が開発され、
 
目覚ましい進歩を遂げていますhappy01
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特にその中でも、
 
安全かつ有効な治療法は、
 
外用のプロアクティブ療法と、
 
デュピクセント(デュピルマブ)ですgood
 
もし、私自身や私の家族がひどいアトピーなら、
 
躊躇なく行う治療法ですwink
 
さらに、昨年の秋から小児の投与も始まりましたhappy02
 
しかし、
 
大人も含めてまだまだ広まっていないのが現状ですweep
 
とういうことで、
 
来月10日(水)に、
 
デュピクセント治療の
 
セミナー(医療従事者対象)を開催します。
 
今回は特に、小児用デュピクセントのお話しです。
 
新しくできた小児用ICパンフレットを使って
 
解説します。
 
また、小児用の弱点である
 
投与初期の立ち上がりの悪さを補う
 
新しい併用療法もお伝えします。
 
乞うご期待!smile
 
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(院長)
 
dangerデュピルマブは、現在真面目に通院されている医療機関でのみ処方可能です。場合にもよりますが、不定期な通院や医療機関が異なると処方できない可能性が高いです。
(治療推進ガイドラインより)
 

2024年3月 3日 (日)

デュピクセント(アトピー性皮膚炎治療薬)のICパンフレット完成

アトピー性皮膚炎治療薬であるデュピクセント

小児の患者さんへの説明資材が出来上がりましたhappy02

なかなかいい表紙でしょwink
 
紙質にもこだわったんですよsmile
 
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内容は、大人も子供も理解しやすく、
 
親子で一緒に楽しく学べるように作りましたhappy02
 
ゴチャゴチャした専門的な用語はできるだけ省き、
 
単純で、見やすい絵にするなど工夫がしてありますgood
 
デュピクセントは、
 
効果が高く、
 
安全で、
 
治療終了後も、
 
寛解状態(アトピーが無い状態)を長期に維持できる
 
優れた薬剤です。
 
この治療薬で、
 
アトピー性皮膚炎で悩んでいる
 
多くの子供たちが救われることを願っていますhappy01
 
この資材は、
 
来週から全国の医療機関に配布されるそうです。
 
(院長)
 

2024年1月14日 (日)

アトピー性皮膚炎の講演 in 福井

昨日は福井で、
 
関西医大の谷崎教授を招いて
 
アトピー性皮膚炎(アトピー)治療
 
WEBライブセミナー(医師向け)を開催しました。
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谷崎教授の特別講演の前に、
 
私と師長が前座で
 
アトピーのプロアクティブ療法
 
デュピクセントを併用した
 
新プロアクティブ療法のお話をしました。
 
この方法は、
 
どんな重症のアトピーでも
 
急速に改善させ、
 
長期の寛解(症状なし)に持ち込めますgood
 
さらに、デュピクセント終了後も、
 
長期に寛解状態を維持できます。
 
それもほとんど副作用無しにですhappy02
 
アトピーで苦しんでいる方は、
 
是非試してもらいたい治療ですね。
 
谷崎教授の特別講演も、 
 
生物学的製剤から
 
外用療法まで多岐に亘るお話で、
 
大変勉強になりました。
 
明日からの診療に役立てたいと思います。
 
また、座長の労をお引き受けくださいました
 
星ヶ丘医療センター皮膚科部長の立花隆夫先生
 
に厚く御礼を申し上げます。
 
(院長)
 

2023年12月19日 (火)

痒みだけの治療じゃない、デュピクセントでその先へ

当院では、
 
小児アトピー性皮膚炎(以下小児アトピー)のほぼ全例に 
 
プロアクティブ療法による計画的治療を行っています。
 
これで9割以上は、寛解状態になりますhappy02
 
しかし、数%ですが寛解に持ち込めないケースがありますcrying
 
こういった子供達は、
 
ナローバンドUVBエキシマ療法などの光線療法になります。
 
しかし、それでも改善しない最重症の患者さんには、
 
デュピクセントを導入しています。
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すでに10歳以下で7人の子供達に導入しています。
 
予想通り、効果は抜群ですgood
 
重症の小児アトピーは、
 
容姿の問題や痒みなどの
 
病気そのもののストレスだけでなく、
 
いじめや不登校にも繋がり、
 
頻雑な治療も含め、諸々の負担が、
 
家族全員の労力や時間を浪費しますshock
 
それら全てを解消してくれるのが
 
デュピクセント治療だと思っています。
 
小児アトピーのないその先の世界へ!
 
この治療が開始できることで
 
多くの子供達が救われていくことを願っていますgood
 
(院長&師長)
 

2023年11月21日 (火)

小児アトピー性皮膚炎のデュピクセント治療

成人のアトピー性皮膚炎(以下アトピー)の治療は、
 
デュピクセント(デュピルマブ)の併用による
 
新プロアクティブ療法(下図)によって、
 
どんな重症アトピーでも
 
寛解(症状ゼロ)に持ち込めるようになってきましたgood
 
それも極めて安全にですhappy02
 
さらに、デュピクセント中止後も
 
3年以上寛解を維持している方が大勢いますhappy02
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以下のブログでも詳しく述べています。
 
小児の場合は、プロアクティブ療法単独
 
寛解になる方がほどんですgood
 
しかし1割以下ですが、寛解に持ち込めない
 
難治性アトピーの方もおられますcrying
 
こういった難治例に、今年9月より
 
デュピクセントの年齢制限が解除され、
 
生後6ヶ月より使用できるようになりましたhappy02
 
当院でもすでに、10歳以下の小児5人が、
 
デュピクセント治療を開始しています。
 
これでもう、アトピーで寛解できない症例は
 
ほぼゼロですhappy01
 
ここ10年のアトピー性皮膚炎治療の進歩は凄まじいwink
 
(院長)
 
*デュピクセントは、真面目に定期的に通院している方のみ適応です。ガイドラインでは、その期間は6ヶ月以上とされています。不定期な通院や初診の方は、処方できません。まずは、真面目に通院してください。
 

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