毎日、顔の皮膚トラブルで
大勢の患者さんが受診されます。
ここで問題となるのが、
メイク(日焼け止め、乳液なども含む)落とし
の洗顔です。
これを拒否される方が割とおられます
顔の病気の診断には、
皮疹の分布と個々の所見などを合わせた
総合的な判断が必要です(下図)。
ですから、顔全体を見ないと
診断を大きく誤ります
これらの図の疾患は、
それぞれ治療法が異なります。
そして、
顔の皮膚トラブルは他にも沢山あります
ですから、
例え目の周りが痒いだけとか、
頬が赤いだけとかだけでも
顔全体のメイク落としが必要です。
一部の皮疹を見ただけでは、
誤診をする可能性が高くなるからです
顔の診察で、メイク落としを
頑なに拒否される方がいますが、
そういった場合は、
診察をお断りすることもあります。
(院長)